に接続するルータを冗長化してみた

AWS VPC

VPCに接続するためのルータを冗長構成にしてみた。

構成

使用したのは、RTX1100を２台と回線を２つ。全体の構成は以下のようになっています。

下準備

どちらのルータも、VPCに接続できる所まで設定を入れておく。
※以下のURLが参考になります。
http://www.rtpro.yamaha.co.jp/RT/docs/amazon-vpc/index.html
http://www.rtpro.yamaha.co.jp/RT/docs/amazon-vpc/conf.txt
http://blog.serverworks.co.jp/tech/2011/08/04/congratulations-vpc-in-tokyo/
http://dev.koba206.com/?p=182

VRRP設定

基本的には、こちらのページを参考にさせて頂きました。
しかし、ここではshutdown triggerに10.0.0.0/16(VPCのCIDR)へのrouteを指定してあります。
Master側に投入する設定

ip lan1 vrrp 1 192.168.1.254 priority=100
ip lan1 vrrp shutdown trigger 1 route 10.0.0.0/16

Slave側に投入する設定

ip lan1 vrrp 1 192.168.1.254 priority=10
ip lan1 vrrp shutdown trigger 1 route 10.0.0.0/16

フェイルオーバー実験

PPPoEが切れた場合を想定したフェイルオーバー実験をしてみました。

PPPoEを切っても、pingやsshが途切れていない事がわかります。

追記

ping のシーケンス61が帰ってきてない...事にうpしてから気づきましたw