EC2はDaaSの夢を見るか?(東京リージョンロンチ記念!)

東京リージョンのEC2インスタンスをDesktop as a Service的に使えるか試してみた。

Windows

まずはWindowsインスタンスを立ち上げてみた。
Windows2008のインスタンスを立ち上げて日本語化して使っています。

  1. Control Panelを開く
  2. Regional and Language Optionsを開く
  3. Keyboards and Languagesタブ、Choose a display languageを日本語にする
  4. ログインし直すと適用されている

時刻表時や場所、ロケールなども必要に応じて変更するとよいでしょう。

Linux

続いてUbuntuのAMI(ami-460fa447)を使用して、Desktop環境を作ってみた。
インストール直後はデスクトップ環境がないので、まずはubuntu-desktopをインストール

# apt-get install ubuntu-desktop

次にFreeNXを入れました。(参考: https://help.ubuntu.com/community/FreeNX )
WindowsMacOSXのクライアントは、 http://www.nomachine.com から落とせます。
FreeNXの認証は2段階あり、

  1. nxユーザでのssh鍵認証ログイン
    nxユーザのpublickeyは/var/lib/nxserver/home/.ssh/authorized_keysにあるのですが、デフォルトの鍵のままだとセキュリティ的にアレゲなので、自分の鍵に置き換えたほうがよいと思います。
  2. localhostに対するパスワード認証のsshログイン

このAMIは標準ではパスワード認証が許可されていないのですが、すべてのアクセス元に開けるのはやっぱりアレゲなので、

# cat >> /etc/ssh/sshd_config
Match Address 127.0.*.*
    PasswordAuthentication yes
Match Address localhost
    PasswordAuthentication yes
# /etc/init.d/ssh reload

localhostからのみパスワード認証を許可します。
後はIMEを入れるなどして完成。

# apt-get install ibus-anthy